第25期 新風俗学教室 第4回開催のお知らせ 2024/02/03
 第4回は、菊地尊也さんに「百貨店の催事場における建築および暮らしの展示」としてご報告いただきます。

【テーマ】百貨店の催事場における建築および暮らしの展示
【報告者】菊地尊也(建築研究)

【要旨】 国内の建築展の歴史をみると、今日のように民間ギャラリーや美術館のみならず、都市の様々な場所で開催されてきたことがわかる。とくに百貨店の催事場は、建築展を催すための空間としてもながらく使用されてきたことが知られている。イベントの種類は多岐にわたり、今日的感覚から「建築展」として一口にくくることのできないひろがりをもつ。建築家の作品展のほか、より利用客の目線に即し、商業性と連動する催事も少なくない。また1950年代から60年代にかけては「会場構成」がなされるケースが目立つ。そこでは果たして、どのような建築や暮らしへの理想が投影されていたのだろうか。今回の発表では日本橋高島屋の8階催事場(1933年-現在)に着目し、催事場の空間的変遷とその使用のされ方について、空間ダイアグラムや写真を使って報告する。

【司会】阪本博志
【コーディネイター・オンラインサポート】溝尻真也、塩谷昌之
【日時】2024年3月2日(土)15時〜17時半
【会場】関東学院大学 横浜・関内キャンパス 15階 YK-1503教室
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html
地図(google mapへ)

※新しい会場(これまでの関内メディアセンターではありません)ですので、必ず場所をご確認ください。
※建物の入口には看板・貼り紙などありませんので、ご注意ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、18時半ごろから懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから移動したフォームにて、参加申込をしてください。。締め切りは2月28日(水)の23:59までです。申込が完了された方は、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、3月1日(金)中に当日の会場案内および、zoomアドレスをお送りいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdhco8yct9_pJPhsjMyJT_Odm_NidWnjW4s-dfJvbM3k_Nrkg/viewform

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第25期 新風俗学教室 第3回開催のお知らせ 2023/12/24
 第3回は、内海智行さんに「〈共犯〉するクライアントと建築家」としてご報告いただきます。

【テーマ】〈共犯〉するクライアントと建築家
【報告者】内海智行(ミリグラムスタジオ)

【要旨】
 ひとの住まいは個々の欲望や価値観に深く関連しており、単なる居場所以上の意味を持っています。前世紀後半から消費の中心となった中間層にも、モダンデザインを背景に、住まいを建築家へ委ねる依頼主が現れはじめました。現代においても多様な住まいの形が無限に消費され続けています。普通の暮らしを再編しつつも、建築家は依頼者の欲求と向き合いながら、(-例えば、それは快適性や実用的な視点以外の美的価値や哲学だったり、あるいは感情的な利益としての趣味やライフスタイルという消費。または家族という単位の合意形成のプロセスや、空間を所有することで獲得する新たな社会階層への帰属等々-)本質的に他者でありながらも、どのようなプロセスを経て、クライアントとの共犯関係を築いてきたのか。具体的なエピソードを上げながらお話ししたいと思います。

【司会】神野由紀
【コーディネイター】塩谷昌之
【オンラインサポート】溝尻真也、阪本博志
【日時】2024年1月27日(土)15時〜17時半
【会場】関東学院大学 横浜・関内キャンパス 13階 YK-1301教室【※教室変更になりました】
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html

※当日、近くの階で大学入試が行われていますので、館内ではお静かに移動をお願いします。
※新しい会場(これまでの関内メディアセンターではありません)ですので、必ず場所をご確認ください。
※建物の入口には看板・貼り紙などありませんので、ご注意ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、18時半ごろから懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから移動したフォームにて、参加申込をしてください。締め切りは1月24日(水)の23:59までです。申込が完了された方は、ご記入いただいたメールアドレスに、1月25日(木)中に当日の会場および、zoomアドレスの案内をお送りいたします。

https://forms.gle/gCJcTDAfoKnBrG567

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第25期 新風俗学教室 第2回開催のお知らせ 2023/10/26
第2回は、祐成保志さんに「社会調査のなかの住まい」としてご報告いただきます。

【テーマ】社会調査のなかの住まい
【報告者】祐成保志

【要旨】
 報告者は、『〈住宅〉の歴史社会学』(新曜社、2008年)以来、「住まいがどのように語られてきたのか」に関心を寄せてきました。住まいを語るさまざまな形式のなかで、本報告が注目するのは社会調査です。取り上げる予定の調査は、それまで建築学が無視してきた都市の庶民が暮らす住宅に光をあてた「住み方調査」(日本)、「我々自身についての人類学」を標榜するマス・オブザベーション運動が取り組んだ「民衆の住まい」調査(イギリス)、住宅地を心理学や社会学の実験室のように用いた「計画的コミュニティ」調査(アメリカ)で、いずれも1940年前後に行われたものです。調査の担い手たちが、風俗としての住まいについて何を問い、いかに観察し、表現したのかを読み解き、これらの調査に共通する、考現学的想像力の成立条件について考えます。


【司会】塩谷昌之
【コーディネイター・オンラインサポート】溝尻真也、阪本博志
【日時】2023年12月2日(土)15時〜17時半
【会場】関東学院大学 横浜・関内キャンパス 16階 YK-1603教室
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html

※新しい会場(これまでの関内メディアセンターではありません)ですので、必ず場所をご確認ください。
※建物の入口には看板・貼り紙などありませんので、ご注意ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、18時半ごろから懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。締め切りは11月30日(木)の23:59までです。申込が完了された方は、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、12月1日(金)中に当日の会場案内および、zoomアドレスをお送りいたします。


お申し込みは下記URLからお願いします。
https://forms.gle/jNmB79ANkQLrevsK6

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第25期 新風俗学教室 第1回開催のお知らせ 2023/08/15
 今期の年間テーマは「風俗研究としての住まい」です。今和次郎の持物調査、民家採集に見られるような「暮らし方としての住まい」の研究は、現代風俗研究においても受け継がれるテーマです。

 今期の東京の会では、建築史やデザイン史では、あまり語られること少ない、時として良い趣味から逸脱してしまうような、普通の人々の日常生活という視点から、住まい・インテリアへの趣味嗜好について考えます。

 第1回は、五十嵐太郎さんに「漫画に描かれた窓、あるいは開口部からみる戦後の家族生活」としてご報告いただきます。


【テーマ】漫画に描かれた窓、あるいは開口部からみる戦後の家族生活
【報告者】五十嵐太郎

【要旨】
 東北大の五十嵐研は、2007年から窓学のプロジェクトに関わり、これまで技術とメディア(美術、漫画、映画、広告)を通じて、様々なリサーチを行いました。「窓の漫画学」では、長期連載された国民的な漫画として「サザエさん」、「ドラえもん」、「こち亀」を分析対象とし、窓、あるいは開 口部で誘発されるアクティビティを抽出しました。今回の発表では。とくに「サザエさん」と「ドラえもん」から、一軒家における家族の暮らしをみていきます。


【司会】神野由紀
【コーディネイター・オンラインサポート】溝尻真也、阪本博志、塩谷昌之
【日時】2023年9月30日(土)15時〜17時半
【会場】関東学院大学横浜・関内キャンパス 16階 YK-1609教室
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html

※新しい会場(これまでの関内メディアセンターではありません)になりますので、必ず場所をご確認ください。
※今期の新風俗学教室は原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後は、懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。申し込み締切りは9月28日(木)の23:59までです。申込が完了された方は、申込時にご記入いただいたメールアドレスに29日(金)中に、当日参加用のzoomアドレスをお送りいたします。

お申し込みは下記URLからお願いします。
https://forms.gle/xPKcs3msbZHXD9Gg7

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第24期 新風俗学教室 第5回開催のお知らせ 2023/04/30
第5回は、川浦康至さんに「現風研、最初の10年:1976〜1985年」としてご報告いただきます。

【テーマ】現風研、最初の10年:1976〜1985年
【報告者】川浦康至

【司会】加藤裕康
【コーディネイター】阪本博志
【日時】2023年5月20日(土)15時〜17時半
【会場】東京都豊島区東池袋1-47-2 サニーハイム池袋 604号室
 当日は、対面のみの開催となります。定員20名で申し込み先着順となります。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後は、懇親会を開く予定です。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。申し込み締切りは5月19日(金)の23:59までです。定員に達した時点で募集を打ち切ります。

https://forms.gle/21UptTJxq1NuE9nb9

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