第25期 新風俗学教室 第2回開催のお知らせ 2023/10/26
第2回は、祐成保志さんに「社会調査のなかの住まい」としてご報告いただきます。

【テーマ】社会調査のなかの住まい
【報告者】祐成保志

【要旨】
 報告者は、『〈住宅〉の歴史社会学』(新曜社、2008年)以来、「住まいがどのように語られてきたのか」に関心を寄せてきました。住まいを語るさまざまな形式のなかで、本報告が注目するのは社会調査です。取り上げる予定の調査は、それまで建築学が無視してきた都市の庶民が暮らす住宅に光をあてた「住み方調査」(日本)、「我々自身についての人類学」を標榜するマス・オブザベーション運動が取り組んだ「民衆の住まい」調査(イギリス)、住宅地を心理学や社会学の実験室のように用いた「計画的コミュニティ」調査(アメリカ)で、いずれも1940年前後に行われたものです。調査の担い手たちが、風俗としての住まいについて何を問い、いかに観察し、表現したのかを読み解き、これらの調査に共通する、考現学的想像力の成立条件について考えます。


【司会】塩谷昌之
【コーディネイター・オンラインサポート】溝尻真也、阪本博志
【日時】2023年12月2日(土)15時〜17時半
【会場】関東学院大学 横浜・関内キャンパス 16階 YK-1603教室
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html

※新しい会場(これまでの関内メディアセンターではありません)ですので、必ず場所をご確認ください。
※建物の入口には看板・貼り紙などありませんので、ご注意ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、18時半ごろから懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。締め切りは11月30日(木)の23:59までです。申込が完了された方は、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、12月1日(金)中に当日の会場案内および、zoomアドレスをお送りいたします。


お申し込みは下記URLからお願いします。
https://forms.gle/jNmB79ANkQLrevsK6

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第25期 新風俗学教室 第1回開催のお知らせ 2023/08/15
 今期の年間テーマは「風俗研究としての住まい」です。今和次郎の持物調査、民家採集に見られるような「暮らし方としての住まい」の研究は、現代風俗研究においても受け継がれるテーマです。

 今期の東京の会では、建築史やデザイン史では、あまり語られること少ない、時として良い趣味から逸脱してしまうような、普通の人々の日常生活という視点から、住まい・インテリアへの趣味嗜好について考えます。

 第1回は、五十嵐太郎さんに「漫画に描かれた窓、あるいは開口部からみる戦後の家族生活」としてご報告いただきます。


【テーマ】漫画に描かれた窓、あるいは開口部からみる戦後の家族生活
【報告者】五十嵐太郎

【要旨】
 東北大の五十嵐研は、2007年から窓学のプロジェクトに関わり、これまで技術とメディア(美術、漫画、映画、広告)を通じて、様々なリサーチを行いました。「窓の漫画学」では、長期連載された国民的な漫画として「サザエさん」、「ドラえもん」、「こち亀」を分析対象とし、窓、あるいは開 口部で誘発されるアクティビティを抽出しました。今回の発表では。とくに「サザエさん」と「ドラえもん」から、一軒家における家族の暮らしをみていきます。


【司会】神野由紀
【コーディネイター・オンラインサポート】溝尻真也、阪本博志、塩谷昌之
【日時】2023年9月30日(土)15時〜17時半
【会場】関東学院大学横浜・関内キャンパス 16階 YK-1609教室
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html

※新しい会場(これまでの関内メディアセンターではありません)になりますので、必ず場所をご確認ください。
※今期の新風俗学教室は原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後は、懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。申し込み締切りは9月28日(木)の23:59までです。申込が完了された方は、申込時にご記入いただいたメールアドレスに29日(金)中に、当日参加用のzoomアドレスをお送りいたします。

お申し込みは下記URLからお願いします。
https://forms.gle/xPKcs3msbZHXD9Gg7

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第24期 新風俗学教室 第5回開催のお知らせ 2023/04/30
第5回は、川浦康至さんに「現風研、最初の10年:1976〜1985年」としてご報告いただきます。

【テーマ】現風研、最初の10年:1976〜1985年
【報告者】川浦康至

【司会】加藤裕康
【コーディネイター】阪本博志
【日時】2023年5月20日(土)15時〜17時半
【会場】東京都豊島区東池袋1-47-2 サニーハイム池袋 604号室
 当日は、対面のみの開催となります。定員20名で申し込み先着順となります。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後は、懇親会を開く予定です。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。申し込み締切りは5月19日(金)の23:59までです。定員に達した時点で募集を打ち切ります。

https://forms.gle/21UptTJxq1NuE9nb9

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『現代風俗学研究』投稿論文募集のお知らせ 2023/03/27
 現代風俗研究会東京の会では、『現代風俗学研究』の投稿論文を募集します。『現代風俗学研究』とは、東京の会が発行している研究誌です。発刊以来、「新風俗学教室」(東京の会主催)での年間テーマにもとづいた特集論文と、現代風俗に関する研究を広く扱った一般論文を掲載してきました。
 この度も特集論文とは別に、一般論文の投稿を受け付けています。詳細は以下の投稿規定、執筆要領をご参照ください。みなさまからの投稿をお待ちしています。

【発刊予定日】2023年9月
【エントリー締切日】2023年4月7日(金)
【投稿締切日】2023年5月12日(金)

現代風俗研究会東京の会
第23号『現代風俗学研究』編集委員会
編集委員長 加藤裕康
編集委員 市川孝一、小林多寿子、神野由紀、常見耕平、中江桂子


『現代風俗学研究』 投稿規定

1.内容:広く現代の風俗に関する未発表の学術論文および研究ノート等。
2.投稿資格:原則として現代風俗研究会会員。
3.査読:提出された原稿については、編集委員会ないし委員会の委嘱した審査員がおこない、採否については委員会で審議する。
4.採択:採否および掲載号については、編集委員会が決定する。
5.投稿希望者並びに特集論文執筆者は氏名、所属、住所、電子メールアドレス、論文題名を明記の上、本編集委員会宛に電子メールを送信すること。執筆者には、編集委員会からフォーマットを送付する。
6.提出期限:随時受付とする。
7.提出先:『現代風俗学研究』編集委員会
8.掲載者には掲載誌5部を無償で送付する。別刷りの実費は著者負担とする。


『現代風俗学研究』執筆要項

1.原稿は規定のフォーマットを用い、10頁に収まるようにすること。
2.日本語と英文の題名、氏名、キーワード(3つ)を明記すること。
3.写真図表などはすべてモノクロとし、フォーマットの中にレイアウトすること。写真図表のファイル形式はJPEGとし、解像度は300dpi以上とする。
4.掲載する写真、図表などで版権所有者、所蔵権者の承認を必要とするものは、執筆者自身が許可を取っておくこと。本編集委員会では肖像権や知的所有権についての責任は負わない。
5.投稿の際は、規定フォーマットによる完成原稿を電子メールに添付して送付すること。投稿先は編集委員会事務局とする。
6.本誌掲載の諸論文は、編集委員会の責任のもと、必要に応じて電子化され、公衆送信される。
7.その他、編集に関する事項は、編集委員会が責任をもつこととする。

                     『現代風俗学研究』編集委員会
                      2001年11月30日
                      2006年3月31日改訂
                      2010年10月31日新訂
                      2012年9月13日改訂
                      2013年1月25日改訂
                      2017年2月2日改訂
                      2018年8月31日改訂


エントリー送付先 :『現代風俗学研究』編集委員会事務局
加藤 裕康
fieldwork777[at]gmail.com
(メール送信時、[at]を@に変換)
※投稿希望者は、氏名、連絡先、論文題名と要旨を明記の上、編集委員会事務局宛にメールでエントリーして下さい。

 

 

第24期 新風俗学教室 第4回開催のお知らせ 2023/03/26
第4回は、小林多寿子さんに「現代風俗研究会東京の会の1990年代」としてご報告いただきます。

【テーマ】現代風俗研究会東京の会の1990年代
 ―「あやかり現象」調査から『現代風俗学研究』へ―
【報告者】小林多寿子

【要旨】
 東京の会は、1978年4月30日、東京・浅草の待乳山聖天で始まった。
 現代風俗研究会は、1976年9月18日、京都・法然院で設立総会が開かれて誕生したので、その翌々年に東京の会が始まっている。以後、1980年代は、年報の合評会を中心に不定期的に会がもたれてきた。
 本報告では、とくに1990年代から2000年代前半にかけての東京の会の活動を紹介したい。1993年6月9日の「皇太子御成婚」の日と前後して慶事にあやかろうとするさまざまな動きがみられ、東京の会は、これを「あやかり現象」としてとらえて、現風研会員へのアンケート調査や考現学的調査をおこなった。この「あやかり現象」調査の報告書としてまとめられたのが『現代風俗学研究』第1号であった。
 今日の東京の会のスタイルである年間の研究テーマのもとに研究例会を重ねて、『現代風俗学研究』にまとめていくというやり方が定着したのは1990年代である。「あやかり現象」調査に始まり、『現代風俗学研究』刊行へつながっていった1990年代から2000年代前半の活動を確認しながら、東京の会の軌跡を再考したい。

【司会】加藤裕康
【コーディネイター】神野由紀
【オンラインサポート】溝尻真也、塩谷昌之、鈴木亮太
【日時】2023年4月22日(土)15時〜17時半
【会場】東京都豊島区東池袋1-47-2 サニーハイム池袋202号室
 定員20名で申し込み先着順となります。
 当日は、オンライン(ZOOM)でも参加できますが、民間会議室で開催するため、通信環境が保証されているわけではありません。通信接続できない場合は、オンライン教室を中断します。その点をご了承ください。オンラインでの参加の場合は、参加資格をご覧ください。

【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後は、懇親会を開く予定です。
【オンラインの参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員というのは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
【参加方法】以下のURLかQRコードから参加申込フォームに移動し、参加申込をしてください。申し込み締切りは4月20日(木)の23:59までです。申込が完了された方は、申込時にご記入いただいたメールアドレスに21日(金)中に、当日参加用のzoomアドレスをお送りいたします。

お申し込みは下記URLからお願いします。
https://forms.gle/QxVXu7xyMQHpwvYs7

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