第18期・新風俗学教室(第5回)開催のお知らせ 2007/07/16
【日時】2016年10月1日(土曜日)午後3時~6時

【会場】関東学院大学 関内メディアセンター(8階 M-803室)

【テーマ】女性の飲酒文化が転換する可能性ーーアルコール関連問題を考える

【報告者】小野田美都江

【司会】加藤裕康

【コーディネイター】神野由紀


【報告要旨】
 かつて、女性の飲酒は「はしたない」ことだと言われ、たしなむ程度を良しとする空気があった。昨今は女性がいない飲み屋を探すのも難しいほどに、解き放たれた飲酒ぶりである。しかし,新聞をひも解くと、女性の飲酒はいつの時代にも「近頃、多くなってきた」という見出しのもとに書かれていることがわかる。

 近年、「女性のアルコール関連問題」が取りざたされており,平成25年12月に成立した「アルコール健康障害対策基本法」(平成26年6月施行)に基づき、本年5月に「アルコール健康障害対策推進基本計画」が策定され、女性の飲酒は主要な柱のひとつとなっている。WHOや国連、OECDも「有害な飲酒」の削減について報告書の発表や宣言の採択がなされており、女性の多量飲酒や妊娠中の飲酒を懸念する動きが活発化してきている。

 アルコール関連問題の最近の規制動向,メディアの情報発信を軸に,女性の飲酒文化が転換する可能性について考察してみる。


【場所】横浜市中区太田町2-23 ※ 当日はビルの正面入り口が閉まっています。夜間通用口をご利用ください。
 http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/modules/media7/

【最寄り駅】
■みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩5分
■みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩5分
■JR関内駅北口より徒歩5分
■地下鉄関内駅1番出口より徒歩5分

【参加費】500円(学生100円)

【懇親会のご案内】教室終了後、報告者へのお礼を兼ねて懇親会を開きます。懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。


 フェイスブックのページは、東京の会に関心のある方ならどなたでも参加できます。

 東京の会グループ
 http://www.facebook.com/groups/286378468091266/

 

 

第18期・新風俗学教室(第4回)開催のお知らせ 2007/07/16
「食の風俗」をテーマにした第18期の第4回新風俗学教室は、長年にわたり万博をフィールドに調査してきた岡田朋之さんが登壇します。「まなざし」から「感じる」ことへの転換が、いかに重大な事件であるのかーー岡田さんが風俗学に新たな風を吹き込みます。


【日時】2016年7月2日(土曜日)午後3時~6時

【会場】関東学院大学 関内メディアセンター(8階)

【テーマ】「2015年ミラノ万博と21世紀の国際博覧会――『まなざし』の近代的空間から『味わい、感じる』イベントへ」

【報告者】岡田朋之

【司会】中江桂子

【コーディネイター】加藤裕康


【報告要旨】
 2015年5月1日にイタリア・ミラノで開幕した国際博覧会(万国博)は、「地球に食料を、生命にエネルギーを」というメインテーマのもと、食をテーマとした初の万博として2150万人の来場者を集め、同年10月31日に閉幕した。

 1851年のロンドン万博に始まる国際博覧会は、その後今日まで各国で開催され、近代五輪やサッカーW杯と並ぶ、メガ・メディアイベントとして華やかさを誇ってきたものの、21世紀を迎えてからその様相を少しずつ変えつつある。

 そんななかで、ミラノ万博ではそれぞれの国や地域、企業体などの出展者はどのように食というテーマのもとで展示をおこなったのか。一方、日本政府の場合は、従来の万博では経済産業省が出展母体となってきたが、今回初めて農林水産省も参画し、日本の食を広めるべく日本館の企画・運営に取り組んできた。結果的には最長10時間待ちとなるほどの来館者が訪れた人気パヴィリオンとなり、展示デザイン部門でも金賞を受賞するなどの大成功を収めたが、その裏側には何がはたらいていたのか。

 2005年の愛知万博以来、上海(中国・2010年)、麗水(韓国・2012年)と21世紀以降の万博を追い続けてきた報告者は、今回3度にわたってミラノに滞在、延べ14日間入場して場内の全パヴィリオンに入館、博覧会会場をつぶさに見てまわった。本報告ではその折の経験を踏まえ、この史上最大ともいえる食の祭典の全貌を紹介したい。


【場所】横浜市中区太田町2-23
※ 当日はビルの正面入り口が閉まっています。夜間通用口をご利用ください。
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/modules/media7/

【最寄り駅】■みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩5分
■みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩5分
■JR関内駅北口より徒歩5分
■地下鉄関内駅1番出口より徒歩5分

【参加費】500円(学生100円)

【懇親会のご案内】教室終了後、報告者へのお礼を兼ねて懇親会を開きます。懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。


フェイスブックのページは、東京の会に関心のある方ならどなたでも参加できます。
東京の会グループ http://www.facebook.com/groups/286378468091266/

 

 

第18期・新風俗学教室(第3回)開催のお知らせ 2007/07/16
「食の風俗」をテーマにした第18期の第3回新風俗学教室は、青木隆浩さんがこれまでの杜氏とは異なる酒造労働者を育成する制度についてお話くださいます。


【テーマ】栃木県下野杜氏の誕生

【報告者】青木隆浩

【司会】神野由紀

【コーディネイター】中江桂子


【報告要旨】
 栃木県では,2006年から「下野杜氏」という県独自の認証資格を施行している。これは,越後杜氏や南部杜氏などの季節出稼ぎの蔵人集団が急激に減少している中,経営者家族や通勤の酒造労働者を育成するために設けられた制度である。蔵人集団のいない酒造りは,すでに1996年頃から始まっており,この制度はその後に栃木県産業技術センターと栃木県酒造組合が,会社の枠組みを超えて若手にベテラン杜氏からの指導を受けられる制度をつくり,一定の技能や経験,成績を収めた者に資格を与えるようにしたもので,今のところ成功した事例として評価できると思われる。


【場所】研究棟4F第2会議室リバティータワーの裏側の建物。リバティータワーの3Fから渡り廊下でつながっています。

【最寄り駅】
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分


【参加費】500円(学生100円)

【懇親会のご案内】教室終了後、報告者へのお礼を兼ねて懇親会を開きます。懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。


 なお、メールが届かなかった方のアドレスは削除しています。もしメールが届かないというお知り合いがいましたらお知らせください。

 

 

第18期・新風俗学教室(第2回)開催のお知らせ 2007/07/16
「食の風俗」をテーマにした第18期の第2回新風俗学教室は、『合コンの社会学』(光文社新書)の著者、阿部真大さんが登壇します。男と女が出会う合コンの場といえば飲食店が定番となりました。男と女が織りなす恋愛物語とその土台にある食の文化を阿部さんが語ります。


【テーマ】合コンにおける「打算」と「恋愛」、「痛み」

【報告者】阿部真大(甲南大学)

【司会】加藤裕康

【コーディネイター】神野由紀

【会場】成蹊大学サテライトオフィス


【報告要旨】
 なぜ、高学歴男性は就職した途端に突然、異性にモテはじめるのか?そんな素朴な疑問が、私が『合コンの社会学』(光文社新書)を書くきっかけだった。調査結果から分かったのは、「合コン」という場は、「階層」というファクターに厳しく規定されつつも、同時にそれを隠さなくてはならないということである。参加者たちは、その「場」のもつ階層性が表に出ないように、その場を「恋愛」という美しい「物語」で意味付けようとする。本報告で注目したいのは、その「物語」が崩れないようにするために、参加者たちが「食」をはじめとするどのようなルールづくりをしているかという点である。合コンの前には軽食をとっておく、食事の会計はワリカンにする、会にはスーツ着用で来る等々、調査からは様々なルールが明らかになった。本報告では、「食」を介して出会う男と女の、打算と恋愛、痛みの絡み合う合コン文化を紹介する。


【懇親会のご案内】毎回、教室終了後、懇親会を開いています。手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。

 

 

第18期・新風俗学教室(第1回)開催のお知らせ 2007/07/16
現代風俗研究会のみなさまへ

 第18期の新風俗学教室を開催します。今期のテーマは、「食の風俗」です。ご関心のある方は、是非ご参加下さい。

 第1回は『ラジオ体操の誕生』(青弓社)の著者で、メディアやスポーツ、身体などに関連する幅広い論考を発表されている黒田勇さんが登壇します。実は、飲食店を紹介する食レポサイトの有名人でもある黒田さん。多くの店の料理を食べくらべたその舌で、食のグローバル化を考えます。


【日時】2015年10月31日(土曜日)午後3時~6時
【会場】成蹊大学サテライトオフィス
【テーマ】
 「イタリアンからイタ飯へ
  ~そのグローバル化とローカル化~」
【報告者】黒田勇(関西大学)
【司会】中江桂子
【コーディネイター】加藤裕康

【報告要旨】
 戦後の「ナポリタン」に象徴されるアメリカからの洋食文化から、バブル期のイタリアンブーム、あるいは「イタ飯文化」の生成へと、イタリア料理文化進化の日本的特徴を考えたい。

【最寄り駅】JR「有楽町駅」より徒歩2分、東京メトロ有楽町線「有楽町駅」直結、都営地下鉄三田線「日比谷駅」直結
※地下鉄をご利用の際は、帝国劇場への出口に向かってください。成蹊大学サテライトオフィスは帝国劇場と同じビル、改造社書店のとなりです。

【参加費】教室では、毎回、会場費として100円を集めています。ご協力をお願いいたします。事前に参加申請する必要はありません。直接、会場へお越し下さい。

【懇親会のご案内】毎回、教室終了後、懇親会を開いています。手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。

 


■過去ログ

 

 

- Topics Board -