| 第28期新風俗学教室第1回のお知らせ | 2026/10/04 |
今期の年間テーマは、「家族形成」です。第27期につづき、現代風俗研究会東京の会で初めてのテーマとなります。結婚・出産・子育てをとおした家族形成に、メディアや歴史などさまざまな観点からアプローチしていきたいと思います。
第28期新風俗学教室の第1回は、メディア史がご専門の彭永成さんにご報告いただきます。
【テーマ】
「家族になる」ことのメディア史
-『ゼクシィ』が構築する花嫁中心の結婚儀礼(仮)
【報告者】
彭永成
【要旨】
本発表は、「家族になる」ことのメディア史を、リクルート発行の結婚情報誌『ゼクシィ』から読み直すものである。専門誌創刊以前、婚礼知識は、両親、仲人、地域社会、専門業者によって担われていた。1990年代以降、『ゼクシィ』はこれらを花嫁が利用できる情報へ編成し、結婚準備を花嫁が「協調的な中心」となって進める過程へ変えていった。2000年代では結婚式を、花嫁が決定主体でありながら、花婿、両親、ブライダル産業もその周囲に支えるイベントへと構築した。さらに地域版と海外版の比較を通じて、この結婚式の標準化モデルの成立条件と限界も検討する。同誌は婚礼慣習を共通の情報形式に翻訳し、花嫁に情報と決定権を与える一方、家族形成の過程を結婚式に集約し、結婚生活を後景化させた。『ゼクシィ』は人・商品・儀礼を接続しつつ、結婚式と結婚生活を切り分け、個人が「編成された自由」のなかで家族形成を想像するプラットフォームなのである。
【司会】阪本博志
【オンラインサポート・コーディネーター】溝尻真也、塩谷昌之
【日時】2026年10月31日(土)15時~18時
【会場】東京大学本郷キャンパス 法文1号館115室
※これまでと異なる会場(東京大学本郷キャンパス)ですので、必ず場所をご確認ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。
【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、19時ごろから懇親会を開く予定です。
【参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員とは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
※限られた人員と機材で運営しているため、オンライン参加では一部音声が聞き取りづらい状況が発生する場合があります。ご容赦ください。
【参加方法】第28期・新風俗学教室(第1回)参加申込フォーム - Google フォームに必要事項を記入の上、送信してください。締め切りは10月28日(水)の23:59です。申込が完了された方には、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、10月30日(金)までに当日の会場案内およびZoomアドレスをお送りいたします。
| 第27期新風俗学教室第4回のお知らせ | 2026/05/23 |
今期の年間テーマは、「文学の風俗」です。現代風俗研究会東京の会でこのテーマを掲げるのは、初めての試みとなります。いろいろなジャンルの作品の内容はもとより、出版社・読者・社会的背景といった、文学のさまざまな面に、「風俗」という観点から光をあてていきたいと思います。
第27期新風俗学教室の第4回は、日本近代文学がご専門の光石亜由美さんにご報告いただきます。
【テーマ】「銘酒屋」という空間と文学
【報告者】光石亜由美
【要旨】「銘酒屋」とは、表向きは銘酒を売っているという看板をあげているが、ひそかに買売春を行う店のことである。明治20年頃より東京の各所に出現し、いわゆる「私娼窟」と呼ばれたアンダーグラウンドな空間である。銘酒屋を舞台とした小説として有名なのは樋口一葉「にごりえ」(明治28)である。新開の銘酒屋「菊の井」の酌婦・お力を中心とした銘酒屋で働く女性たちを描いた「にごりえ」は、酌婦たちの目線から見た銘酒屋の世界を描いている。その後も、広津柳浪「段々染」(明治29)、永井荷風「名花」(明治45)、谷崎潤一郎「痴人の愛」(大正13~14)など、しばしば小説の中に銘酒屋は登場する。本報告では銘酒屋のルーツ、実態を探るとともに、当時、銘酒屋がどのようなイメージでとらえられていたのかを小説の言説からとらえてみたい。
【司会】阪本博志
【オンラインサポート・コーディネーター】溝尻真也、塩谷昌之
【日時】2026年6月20日(土)15時~18時
【会場】明治学院大学白金キャンパス 本館3階 1304教室 地図
※普段と異なる会場ですので、必ず場所をご確認ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。
【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、19時ごろから懇親会を開く予定です。
【参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員とは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
※限られた人員と機材で運営しているため、オンライン参加では一部音声が聞き取りづらいといった状況が発生する場合があります。ご容赦ください。
【参加方法】 第27期・新風俗学教室(第4回)参加申込フォーム - Google フォーム に必要事項を記入の上、送信してください。締め切りは6月17日(水)の23:59です。申込が完了された方には、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、6月19日(金)までに当日の会場案内およびZoomアドレスをお送りいたします。
| 第27期 新風俗学教室 第3回開催のお知らせ | 2026/03/14 |
今期の年間テーマは、「文学の風俗」です。現代風俗研究会東京の会でこのテーマを掲げるのは、初めての試みとなります。いろいろなジャンルの作品の内容はもとより、出版社・読者・社会的背景といった、文学のさまざまな面に、「風俗」という観点から光をあてていきたいと思います。
第27期新風俗学教室の第3回は、社会学・メディア史研究がご専門の新藤雄介さんにご報告いただきます。
【テーマ】メディアとしてのガリ版と戦後文学サークル運動
【報告者】新藤雄介
【要旨】第二次世界大戦の敗戦後、日本では各地に文化活動の団体が形成され、数多くのサークル雑誌が発行された。その多くは文学と関わる雑誌であり、ガリ版によって制作された。今回の報告では、こうしたガリ版と文学サークルの関係を検討したい。具体的に、ガリ版については『昭和堂月報』を中心に、戦後に急拡大していったガリ版の状況を捉える。文学については、『新日本文学』を中心に、文学とサークル運動・サークル雑誌状況を捉え、メディアとしてのガリ版がどのよう作用したのかを考えたい。
【司会】溝尻真也
【オンラインサポート・コーディネーター】塩谷昌之、阪本博志
【日時】2026年4月11日(土)15時~18時
【会場】明治学院大学白金キャンパス 本館北ウイング3階 1352教室 地図
※普段と異なる会場(東京大学本郷キャンパス センター会議室)ですので、必ず場所をご確認ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。
【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、19時ごろから懇親会を開く予定です。
【参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員とは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
※限られた人員と機材で運営しているため、オンライン参加では一部音声が聞き取りづらいといった状況が発生する場合があります。ご容赦ください。
【参加方法】第27期・新風俗学教室(第3回)参加申込フォームに必要事項を記入の上、送信してください。締め切りは4月8日(水)の23:59です。申込が完了された方には、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、4月10日(金)までに当日の会場案内およびZoomアドレスをお送りいたします。
| 『現代風俗学研究』投稿論文募集のお知らせ | 2026/02/28 |
現代風俗研究会東京の会では、『現代風俗学研究』の投稿論文を募集します。『現代風俗学研究』とは、東京の会が発行している研究誌です。発刊以来、「新風俗学教室」(東京の会主催)での年間テーマにもとづいた特集論文と、現代風俗に関する研究を広く扱った一般論文を掲載してきました。
この度も特集論文とは別に、一般論文の投稿を受け付けています。一般論文は随時提出が可能ですが、下記エントリー締切日までにご申請いただいたものを次号に編集しています。詳細は以下の投稿規定、執筆要領をご参照ください。みなさまからの投稿をお待ちしています。
【発刊予定日】2026年9月
【エントリー締切日】2026年4月3日(金)
【投稿締切日】2026年5月8日(金)
現代風俗研究会東京の会
第26号『現代風俗学研究』編集委員会
編集委員長 阪本博志
編集委員 中江桂子、神野由紀、加藤裕康、溝尻真也、塩谷昌之
『現代風俗学研究』 投稿規定
1.内容:広く現代の風俗に関する未発表の学術論文および研究ノート等。
2.投稿資格:原則として現代風俗研究会会員。
3.査読:提出された原稿については、編集委員会ないし委員会の委嘱した審査員がおこない、採否については委員会で審議する。
4.採択:採否および掲載号については、編集委員会が決定する。
5.投稿希望者並びに特集論文執筆者は氏名、所属、住所、電子メールアドレス、論文題名を明記の上、本編集委員会宛に電子メールを送信すること。執筆者には、編集委員会からフォーマットを送付する。
6.提出期限:随時受付とする。
7.提出先:『現代風俗学研究』編集委員会
8.掲載者には掲載誌5部を無償で送付する。別刷りの実費は著者負担とする。
『現代風俗学研究』執筆要項
1.原稿は規定のフォーマットを用い、10頁に収まるようにすること。
2.日本語と英文の題名、氏名、キーワード(3つ)を明記すること。
3.写真図表などはすべてモノクロとし、フォーマットの中にレイアウトすること。写真図表のファイル形式はJPEGとし、解像度は300dpi以上とする。
4.掲載する写真、図表などで版権所有者、所蔵権者の承認を必要とするものは、執筆者自身が許可を取っておくこと。本編集委員会では肖像権や知的所有権についての責任は負わない。
5.投稿の際は、規定フォーマットによる完成原稿を電子メールに添付して送付すること。投稿先は編集委員会事務局とする。
6.本誌掲載の諸論文は、編集委員会の責任のもと、必要に応じて電子化され、公衆送信される。
7.その他、編集に関する事項は、編集委員会が責任をもつこととする。
『現代風俗学研究』編集委員会
2001年11月30日
2006年3月31日改訂
2010年10月31日新訂
2012年9月13日改訂
2013年1月25日改訂
2017年2月2日改訂
2018年8月31日改訂
エントリー送付先:『現代風俗学研究』編集委員会事務局
阪本博志
sakamoto.hiroshi.mf[at]teikyo-u.ac.jp
(メール送信時、[at]を@に変換)
※投稿希望者は、氏名、連絡先、論文題名と要旨を明記の上、編集委員会事務局宛にメールでエントリーして下さい。
| 第27期新風俗学教室第2回のお知らせ | 2026/01/26 |
今期の年間テーマは、「文学の風俗」です。現代風俗研究会東京の会でこのテーマを掲げるのは、初めての試みとなります。いろいろなジャンルの作品の内容はもとより、出版社・読者・社会的背景といった、文学のさまざまな面に、「風俗」という観点から光をあてていきたいと思います。
第27期新風俗学教室の第2回は、日本近現代文学・ライトノベル研究がご専門の山中智省さんにご報告いただきます。
【テーマ】「ご当地ラノベ」の現在地―聖地巡礼、地域振興、そして「地域ゆかりの作品」へ―
【報告者】山中智省
【要旨】若年層向けのエンターテインメント小説であるライトノベル(ラノベ)のなかには、特定の地域を物語の舞台に据えた「ご当地ラノベ」ともいえる作品群が存在する。それらは時に、繊細な風景・風俗描写やユニークなご当地ネタの数々、そこに住まう人々のリアルを感じさせる特徴的なキャラクターなどによって、舞台(モデル)となった地域への興味・関心のほか、実際に現地を訪問してみたいという意欲を掻き立て、読者を「聖地巡礼」と呼ばれる行動へといざなっていく。また、メディアミックスの一環として小説の映像化が行われ、物語の舞台が鮮明なビジュアルを伴って提示された結果、さらなる「聖地巡礼」が誘発されることもある。このような現象自体は、ライトノベルとそれを取り巻く動向の一つとして以前より認知されてきたが、近年ではそこに、地方自治体や民間企業との各種コラボレーション企画、ファン・有志によるイベント開催、「地域ゆかりの作品(小説あるいは文学とも)」としての評価なども加わったことで、さらなる活況を呈し始めているように思われる。本発表では、裕夢『千歳くんはラムネ瓶のなか』シリーズ(ガガガ文庫、2019年~)と福井県福井市、雨森たきび『負けヒロインが多すぎる!』シリーズ(ガガガ文庫、2021年~)と愛知県豊橋市、といった近年の注目事例を取り上げながら、それぞれの具体的な様相に迫ることに加えて、「ご当地ラノベ」をめぐる諸現象の今後の展開可能性についても、検討してみたいと考えている。
【司会】塩谷昌之
【コーディネイター・オンラインサポート】溝尻真也、阪本博志
【日時】2026年2月21日(土)15時~18時
【会場】東京大学社会科学研究所 赤門総合研究棟5階 センター会議室(549教室) 地図
※普段と異なる会場(東京大学本郷キャンパス センター会議室)ですので、必ず場所をご確認ください。
※今期の新風俗学教室は、原則対面で行いますが、Zoomでの参加もできます。
【参加費】参加費はありませんが、運営資金のためにカンパをつのります。ご協力をお願いします。
【懇親会】教室終了後に、19時ごろから懇親会を開く予定です。
【参加資格】
・現代風俗研究会の会員
・東京の会の名簿に登録がある方(新風俗学教室で過去に報告あるいは聴講をし、連絡先を用紙に記入した方)。
※上記参加資格者の方との同伴であれば上記以外の方でも参加可能です。資格外の方が一緒に参加される場合は、事前申し込みの際、必ずその旨お知らせください。
※会員とは、現代風俗研究会に会費を支払い、入会している方を指します。東京の会の名簿に登録がある方も資格者です。ただしフェイスブックやツイッターなどを登録(フォロー)しているだけの方は、会員ではありません。
※限られた人員と機材で運営しているため、オンライン参加では一部音声が聞き取りづらいといった状況が発生する場合があります。ご容赦ください。
【参加方法】参加申込フォーム第27期・新風俗学教室(第2回)参加申込フォーム - Google フォーム(QRコード)に必要事項を記入の上、送信してください。締め切りは2月18日(水)の23:59です。申込が完了された方には、申込時にご記入いただいたメールアドレスに、2月20日(金)までに当日の会場案内およびZoomアドレスをお送りいたします。
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