第15期「居場所─空間の風俗・都市の風俗」 第2回 2007/07/16
テーマ:「学校空間の力学」
報告者:三浦倫正さん(高校教諭)
日 時:2009年9月26日(土)午後3時~6時
会 場:明治大学駿河台キャンパス(研究棟3階第10会議室)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html


■ご報告要旨

入学後、友人ができるだろうか?という不安な気持ちで入る教室空間。そのような不安な気持ちを抱えている生徒たちは、「安部」「新井」など苗字の音が近い生徒は事前に指定された座席間距離が近いこともあり、知り合いになる可能性が高いようです。

日常、女子生徒数が非常に多く、男子学生が極端に少ないクラスに所属する男子生徒たちは表面的には全員の仲がよく、休み時間になると教室の隅に自然に集まり談笑しています。トイレに行くときも、彼らは必ず誘い合っています。自分が所属する教室という空間における居場所の確保は、彼らにとってとても大切なことなのです。教室に自分の居場所が確保できない場合には、短い休み時間でさえも、自教室以外の図書室や保健室に逃げ込みます。そのような行動は、自己防衛反応としての居場所の確保かもしれません。

今回の発表では、教室空間においてその構成員である生徒間で何らかの問題が生じて、結びつきのあった人間関係のバランスが崩れた際に発生する学校特有な問題に注目して発表を行ないます。


■明治大学研究棟「会議室フロアー」への道筋

明大通りに面した「明治大学リバティータワー(23階建て高層建築)」正面玄関から入ってください。正面右手のエスカレーターで上階へ、さらに左手の上りエスカレーターを乗り継いでください。二つ目のエスカレーターを降りてすぐ右手に、研究棟へのブリッジ(建物をつなぐ橋)へのドアがあります。ブリッジを渡ると、そこが研究棟の会議室フロアーになります。使用する会議室は、「現代風俗研究会」名で、受付前の掲示板に表示しています。

 明治大学研究棟は、上記リバティータワーの裏手にある建物です。「丘の上ホテル」横からも入れます。

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【予告】新風俗学教室第15期第3回
  テーマ: 少女たちの居場所
  報告者: 加藤裕康さん(神戸親和女子大学)
  日 時: 2009年10月24日(土)午後3時~6時)
  ご予定に加えてください。


■よくいただくご質問(事務局より)

・事前の参加申請
 必要ありません。どういう形で案内を受けたか知りたいので、当日、主催者の常見さんに一声かけてください。
 
・参加費
 資料代として数百円程度いただくかもしれませんが、いまのところ参加費は無料です。
 
その他、疑問点などございましたら、お手数ですが「事務手続き」→「ホームページ管理者」から投稿してください。

 

 

第15期「居場所─空間の風俗・都市の風俗」 第1回 2007/07/16
しばらくお休みしていた現代風俗研究会「東京の会」を再開いたします。今年の年間テーマは、「居場所─空間の風俗・都市の風俗─」です。

再開第1回例会は下記の通りです。ご参加くだされば幸いです。多くの方々にお目にかかれるのを楽しみにしています。


■東京の会再開第1回例会

・日時 2009年8月1日午後3時~6時
・会場 明治大学駿河台キャンパス 研究棟4階 第2会議室
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
 

・テーマ 「居場所─空間の風俗・都市の風俗─」


・話題提供者
  神野郁也さん(神野郁也アーキテクツ主宰)
  「都市生活者の居場所-地域に繋がりを求める男性たち」

  中江桂子さん(成蹊大学)
  「(未定:たぶん「吉祥寺などを手がかりにした空間論)」

  常見耕平(多摩大学)
  「自分探しから居場所探しへ」


 再開第1回例会ということで、年間テーマを巡る話題提供者から報告をふまえた参加者からの議論で進めていく計画です。テーマに関してさまざまな視点からのご意見や話題が登場することを願っています。

 会場の詳しい案内、報告概要等は、後日ホームページに掲載します。



■よくいただくご質問(事務局より)

・事前の参加申請
 必要ありません。どういう形で案内を受けたか知りたいので、当日、主催者の常見さんに一声かけてください。
 
・参加費
 資料代として数百円程度いただくかもしれませんが、いまのところ参加費は無料です。
 
その他、疑問点などございましたら、お手数ですが「事務手続き」→「ホームページ管理者」から投稿してください。

 

 

第14期「街を見る風俗学」第4回 2007/07/16
報告テーマ
「踊り場の変遷
 -社交ダンスからクラブまで」


報告者 佐藤生実さん(東京経済大学大学院)
日時  2007年3月10日土曜日午後3時~6時
場所  日本女子大学目白キャンパス百年館302会議室


・報告要旨

 政治経済の発展や電子メディアの発達は、私たちのライフスタイルやコミュニケーションのあり方に変化を促してきましたが、どこで・誰と・どのように踊るのかというダンススタイルにおいてもその影響を免れえません。

 今回は、「ダンス」輸入以降のダンス、社交ダンス~クラブ(でのダンス)までの変遷をおうことによって見えてくる、人びとのコミュニケーションの変化についてお話したいと思います。

 見知らぬ男女が夜な夜な同じ空間に集まり、「体」でコミュニケーションをする踊り場は、常に「男女の出会いの場」として表象されてきました。「踊り場における女性の位置」といったジェンダー的な視点でのお話も出来たらと思っています。

 

 

第14期「街を見る風俗学」第3回 2007/07/16
報告テーマ
「ギャンブル空間の形成─常滑市の事例」


報告者 寄藤晶子さん(松本大学)
日時  2007年1月6日(土)午後3時~6時
会場  日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟3階


・ご案内

 常滑市は、陶器と常滑競艇の町です。寄藤さんのご報告は、陶器ではなく、競艇がらみのお話しです。競艇場から駅にいたるまでの「ギャンブル空間」がいかに形成されていったか。地理学と風俗学の出会いを楽しむことができるご報告になりそうです。

 ぜひ、多くのかたがたのご出席をお待ちしています。

 

 

第14期「街を見る風俗学」第2回 2007/07/16
報告テーマ
「タウンウォッチングの魅力
 -街を見る、店を見る、人を見る」


報告者 大田雅和さん(博報堂 研究開発局)
日時  2006年12月16日(土)午後3時~6時
会場  日本女子大学目白キャンパス百年館高層棟302会議室

 


■過去ログ

 

 

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