第12期「身体の風俗」第7回 | 2007/07/16 |
報告テーマ
『美をめぐる技法
-経験者たちのライフストーリーからみる美容整形-』
報告者 木村絵里子さん(日本女子大学大学院)
日時 2005年3月12日(土)午後3時~6時
会場 日本女子大学目白キャンパス 百年館3階 302会議室
第12期「身体の風俗」第6回 | 2007/07/16 |
報告テーマ
『顔にアザやキズのある人の心理』
報告者 石井政之さん
日時 2005年1月29日(土)午後3時~6時
会場 日本女子大学目白キャンパス 百年館3階301会議室
・ご報告要旨
顔面に疾患や外傷のある人たちを支援することを目的に1999年に設立された市民団体「ユニークフェイス」。その活動が、身体論に関心をもつ研究者たちの間で次第に注目されるようなっている。
アザのある青年(ユニークフェイス代表の石井政之がモデル)が、2004年10月から放送されているテレビ番組『3年B組金八先生』に登場して、その知名度は一般の間でも高まりつつある。
しかし、日本では、顔面に疾患や外傷のある当事者に対する社会的、心理的研究は、欧米と比べて立ち遅れているために、正確な理解をしている人はまだ少ない。人間の顔にアザなどの目立つスティグマがあるとはどういうことなのか、を考えます。
事前に読んで頂きたい書籍。
石井政之著『顔面バカ一代』(講談社文庫)
第12期「身体の風俗」第1回 | 2007/07/16 |
報告テーマ
『異性装・同性愛研究の射程(仮)』
報告者 杉浦郁子さん(中央大学)
日時 2004年6月12日(土)午後3~6時
会場 日本女子大学目白キャンパス百年館低層棟3階
大学院第2講義室
・ご報告要旨
「戦後日本<トランスジェンダー>社会史研究会」は1999年の発足以来、異性装や同性愛にかんする口述資料、文献資料を収集してきた。この報告では、当会の活動成果を紹介、検討しながら、日本のクィア研究のこれまでの展開や到達点を概観する。そのうえで今後の研究課題やクィア研究の可能性を考えてみたい。
第12期「身体の風俗」第2回 | 2007/07/16 |
報告テーマ
『肉体のメロドラマとしてのプロレス
─あるいは日本のプロレス受容について─』
報告者 岡村正史さん(プロレス文化研究会代表
兵庫県立須磨東高等学校)
日時 2004年6月26日(土)午後3~6時
会場 日本女子大学目白キャンパス百年館3階302会議室
・ご報告要旨
プロレスは1910~20年代にリアルファイトであることを放棄したことによって誕生した。リアルファイトとしての格闘技術の追求から自由になったプロレスは肉体を駆使した「ドラマ」と化すことができた。しかし、リアルファイトの放棄はけっして「公言」されることはなく、スポーツに分類していいのかよくわからないあいまいなジャンルとしてプロレスは長く生き延びてきた。
1950年代に力道山がプロレスを日本に本格的に輸入した際、プロレスはおおむね「スポーツ」として紹介されたが程なく活字メディアを中心にプロレスはスポーツなのか「ショー」なのかという議論が巻き起こる。
70年代以降は「格闘技」という言葉も付け加わり、今日のK-1、PRIDEをはじめとする「格闘技ブーム」のなかでプロレスは埋没がちになりながら一部のレスラーは「格闘技」の試合にも参加して、相変わらずジャンルのあいまいさを保っている。本来的に肉体のドラマであるはずのプロレスは「スポーツ」や「格闘技」の呪縛と戦いながら、元来の魅力を一般的価値にまで高めることなく、今や娯楽としての地位にも危機を覚えるような状況である。
本発表では、日本のプロレス受容期である力道山時代の新聞、雑誌の分析を中心に、なぜプロレスは肉体のドラマとしての本来の魅力を発揮しきれずにきたのかを考
えてみたいと思います。
第12期「身体の風俗」第3回 | 2007/07/16 |
報告テーマ
『「スポーツする身体」と「生活する身体」との邂逅
―アントラーズとW杯がやってきた集落の事例から』
報告者 橋本政晴さん(日本女子大学)
日時 2004年7月24日(土)午後3~6時
会場 日本女子大学目白キャンパス百年館3階301会議室
・ご報告要旨
その独自の思想の形成過程において「『下』へと向かおうとする姿勢」(原田達『鶴見俊輔と希望の社会学』)を貫いてきた鶴見は、日本における土地の風俗の軽さを批判しつつ、「それぞれの土地で、中央の権力にひきずりまわされずに自主性」をもって生きてきた地域の風俗を「生きてゆく風俗」(鶴見俊輔「その土地の風俗」『現代風俗’81』)と呼んだ。
1994年にアントラーズが結成され、2002年にはW杯が開催された茨城県鹿嶋市。鹿島コンビナート開発の延長線に位置する、こうしたプロスポーツチームの活動やス
ポーツイベントの開催は、地域住民たちに「スポーツする身体」へと対応を迫る。それでは、かれらが育んできた「生活する身体」はこうした動きに対してどのように反応したのだろうか。「スポーツする身体」と「生活する身体」とがどのように出会い、絡み合っているのかについて、ある集落の事例をもとにして考えてみたい。
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