第16期・新風俗学教室第4回開催のお知らせ | 2007/07/16 |
【日時】 2012年10月6日(土曜日)午後3時~6時
【テーマ】「エグジビションとコレクションのあいだ――ミュージアムの今日をめぐって」
【報告者】中江桂子(成蹊大学)
【司会】神野由紀
【コーディネイター】加藤裕康
【報告要旨】
現代社会では、ミュージアム等がおこなう展覧会のメディアイベント化にはますます拍車がかかり、私たちの文化消費の新たな風俗を作り出しているようです。そのような展覧会を回遊していると、ミュージアム設立にかんするいわれは様々あります。趣味への圧倒的情熱から生まれたコレクションの一部がミュージアムの収蔵品となり、私たちに楽しみを提供してくれるとともに文化遺産の創造を底支えしているとこともよくあります。
ミュージアムは、メディアイベントとしての展覧会のような、わかり易いメッセージを伝える主体である一方で、収蔵コレクションの保全・継承と伝達・公開という使命も担います。収集への情熱に掻き立てられたコレクターの、立場・思想、あるいは審美感の背後をさぐっていくと、それ自体がミュージアムの個性を形作っていることがわかることも多いです。発表では、具体的にいくつかのミュージアムを例に挙げて、今日のミュージアムをめぐる趣味の消費と、文化の継承との関係について考えてみたいと思います。
【報告者へのお礼を兼ねた懇親会のご案内】
毎回、教室終了後、懇親会を開いています。
手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。
【参加費】
教室では、毎回、会場費として100円を集めています。
ご協力をお願いいたします。事前に参加申請する必要はありません。直接、会場へお越し下さい。
【会場】
成蹊大学丸の内サテライトオフィス
【場所】
千代田区丸の内3-2-3
富士ビル4階(丸の内仲通りに面する)412室
http://goo.gl/rDX9X(成蹊大学ホームページ)
【最寄り駅】
JR東京駅丸の内口(徒歩約5分)、同有楽町駅北口(徒歩約3分)、東京メトロ丸の内線東京駅(徒歩約5分)、同有楽町線有楽町駅A1番出口(徒歩約1分)、同千代田線二重橋駅1番出口(徒歩約1分)、同日比谷線日比谷駅A3番出口(徒歩約2分)
第16期・新風俗学教室第3回開催のお知らせ | 2007/07/16 |
【日時】
2012年7月7日(土)午後3時~午後6時
【テーマ】
「ヒト、『ブースター』になる
―スポーツ応援の風俗―(ふたたび)」
【報告者】
常見耕平(多摩大学)
【司会】
加藤裕康
【コーディネーター】
神野由紀
【報告要旨】
履歴書の「趣味」欄、ここに書き入れるもっとも無難な趣味は、おそらく「読書」でしょう。「映画鑑賞」「音楽鑑賞」「スポーツ観戦」なども、あたりさわりのない回答です。ところが、こうした「趣味」もその中身まで踏みこむと、危険な香りが漂いはじめます。読書の中身が、村上春樹や塩野七生であればそれぞれに話しが弾むでしょう。しかし、牧村瞭や本藤悠、櫻木充となると他聞をはばかるようになります。スピルバーグがダメになったというのなら議論の応酬ですみますが、タランティーニ監督作品と答えると趣味を疑われ、若松孝二となると通報される危険覚悟となります。音楽鑑賞でも、なまじクラシックなどと答えるより、EXILE、AKB48のほうが、場の盛りあがりには役立ちます。「モモクロZ」となると、人を選び、「クラブでラップ?」では、脱法ハーブを疑われそうです。
「スポーツ観戦」なら大丈夫?「とりあえずサッカー」。これなら、老若男女を問わず、一時の話題とすることができます。プロ野球での巨人批判は、思わぬところで根に持たれる危険はありますが、パ・リーグ話なら無難でしょう。ところがマイナー・スポーツとなるとどうでしょう。「趣味はカバティです」「はぁ?」ですね。ここまでマイナーだと、「カバティとは何か」この説明を続けることで、場を作りあげることが可能です。アジアンテイストを演出することも可能です。ところが困るのは、中途半端にマイナーなスポーツ観戦です。聞き手の思い込みや先入観をかわしつつ、話しを続けなければなりません。
今回のご報告は、そうした中途半端なマイナー・スポーツ観戦が話題です。
取りあげるのは、プロバスケットボール「bjリーグ」。パナソニックもトヨタもアイシンもJXもシャンソンもデンソーも出てこないほうのリーグの話しです。バスケットボールは、日本でもっとも体験者の多いスポーツです。男性に偏る野球やサッカーに対して、女性中心のバレーボール。これに対して、バスケットボールは男女を問わず楽しめることからもっともスポーツ人口が多いのです。ところが、「するスポーツ」としての地位に比べると、「見るスポーツ」としての地位は、きわめて低いスポーツです。ともすれば「スラムダンク」やマジック・ジョンソンに流れそうな話題をかわしつつ、説明を続ける面倒に、ついつい口を閉ざしてしまいそうになります。とはいえ、話は続けなければなりません。そもそもbjリーグとはなにか。試合を追っかける人たちはどのような人たちか。そしてヒトはなぜ、スポーツ・チームの応援にハマるのか。「応援」の風俗は、人々の感性や思想?にどのように影響するのか。
今回のご報告は、昨年12月の現代風俗研究会総会でのご報告のアップバージョンです。あれから半年、新たに積み重ねられた知見はどのようなものか。そしてヒトは、どのようにハマり続けたのか。その実態をご報告いたします(文責:常見耕平)
【報告者へのお礼を兼ねた懇親会のご案内】
毎回、教室終了後、懇親会を開いています。
手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。
【参加費】
教室では、毎回、会場費として100円を集めています。
ご協力をお願いいたします。事前に参加申請する必要はありません。直接、会場へお越し下さい。
【会場】
関東学院大学 関内メディアセンター(8階) M806室
http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/modules/media7/
【場所】
横浜市中区太田町2-23
【最寄り駅】
みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩5分
みなとみらい線馬車道駅5番出口より徒歩5分
JR関内駅北口より徒歩5分
地下鉄関内駅1番出口より徒歩5分
第16期・新風俗学教室第2回開催のお知らせ | 2007/07/16 |
年間テーマ「趣味の風俗」
【日時】2012年5月26日(土)午後3時~午後6時
【テーマ】
「消費文化における趣味
― 郷土玩具趣味の興隆を考える」
【報告者】
神野由紀
【司会】
中江桂子
【コーディネーター】
加藤裕康
【報告要旨】
近代初期、百貨店を舞台に新しい消費文化が形成され、商品の研究機関を介して、良い趣味はすべて購入すべき百貨店の商品に置き換えられていきました。
しかし、当時の百貨店の商品開発のための研究会には、多くの異質な分子が入り込んでいました。彼らの多くは江戸の文化を愛好し、とりわけ後に「郷土玩具」と呼ばれる古い玩具の収集趣味に没頭していました。当時の三越の研究会や販売商品を詳しく調べていくと、彼らの古物趣味の影響力の大きさが浮かび上がってきます。その影響は、後に続くモダンデザイナーに至るまで広範に及びます。
趣味の本質のひとつに ある事柄に執着してモノや知識を収集し、他の人が知らないようなことを集めては、それを見せ合って喜ぶという「好事家」の世界があります。今日のオタクに至るマニアックな趣味の系譜について、郷土玩具趣味を例にとって近代初期に遡り、考えてみたいと思います。
【報告者へのお礼を兼ねた懇親会のご案内】
毎回、教室終了後、懇親会を開いています。
手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。
【参加費】
教室では、毎回、会場費として100円を集めています。
ご協力をお願いいたします。事前に参加申請する必要はありません。直接、会場へお越し下さい。
【会場】
成蹊大学丸の内サテライトオフィス
【場所】
千代田区丸の内3-2-3 富士ビル4階
(丸の内仲通りに面する)412室
【最寄り駅】
JR東京駅丸の内口(徒歩約5分)、同有楽町駅北口(徒歩約3分)、東京メトロ丸の内線東京駅(徒歩約5分)、同有楽町線有楽町駅A1番出口(徒歩約1分)、同千代田線二重橋駅1番出口(徒歩約1分)、同日比谷線日比谷駅A3番出口(徒歩約2分)
第16期・新風俗学教室第1回開催のお知らせ | 2007/07/16 |
■年間テーマ「趣味の風俗」
現代風俗研究会東京の会では、今年から新メンバーで研究会(新風俗学教室)を運営していくことになりました。これまで事務局、幹事として運営してきた市川孝一さん、小林多寿子さん、常見耕平さん、針谷順子さんに代わりまして、加藤裕康、神野由紀、中江桂子の三人でひとまず研究会をスタートさせていきます。
これまでと同様、みなさまと一緒に、ゆるやかにつながりあって、楽しい会にしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ご報告のご希望も随時受け付けています。会場でのお申し出をお待ちしています。
※前事務局から名簿を引き継ぎ、メール差し上げました。今後、東京の会の名簿から削除を希望される方は、大変お手数おかけいたしますが、以下のメールにその旨を記載しご返信くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。(加藤裕康)
【日時】
2012年3月3日(土)、午後3時~午後6時
【テーマ】
若者論とオタク論の系譜
【報告者】
加藤裕康
【司会】
神野由紀
【コーディネーター】
中江桂子
【報告要旨】
「若者」に注目が集まるようになったのは、1960年代から70年代にかけてのことでした。大人への仲間入りをする前段階に留まる若者は、時に奇異な存在として見られてきましたが、時代の変遷とともに若者に対する理解の仕方も変化していきます。消費社会、情報社会が浸透する中で、若者は多様なメディアや趣味を通じて他者と関係を結ぶようになりますが、その反面、「オタク」という言葉が生み出されたように他者との関係を回避する態度も顕著になったと言われます。
本報告では、若者論とオタク論の歴史的流れを俯瞰しつつ、若者・オタクがどのように語られてきたのかを整理し考察を加えていきたいと思います。
【報告者へのお礼を兼ねた懇親会のご案内】
毎回、教室終了後、懇親会を開いています。
手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださいますようお願いいたします。
【参加費】
教室では、毎回、会場費・資料代・茶菓子代として会員100円、一般500円を集めています。
ご協力をお願いいたします。事前に参加申請する必要はありません。直接、会場へお越し下さい。
【会場】
成蹊大学丸の内サテライトオフィス
【場所】
千代田区丸の内3-2-3 富士ビル4階
(丸の内仲通りに面する)412室
http://goo.gl/rDX9X(成蹊大学ホームページ)
第15期・新風俗学教室第7回 | 2007/07/16 |
【日時】
2010年6月26日(土)午後3~6時
【会場】
明治大学駿河台キャンパス研究棟3階 第10会議室
(会場への道筋などは末尾に記載しています)
【テーマ】
「都市生活者の居場所―地域に繋がりを求める勤労男性たち―」
【報告者】
神野郁也さん(神野アーキテクト主宰)
【報告要旨】
近年、定年後の勤労男性の地域での居場所が問題になっています。男性退職者が妻にまとわりつく「濡れ落ち葉」と揶揄される状況は、その現状を示しています。行政からもさまざまな取り組みが行われていますが、彼らには参加への契機が見つけられないのが現実のようです。その一因として、若いうちから地域における繋がりなど、仕事以外の人間関係を構築してこなかったことは言うまでもありません。
一方、ある勤労男性たちは、これまでのような会社の同僚との繋がりとは異なる、新たな居場所を求めるようになってきています。彼らはそのコミュニティとして、これまで帰属意識を持っていなかったはずの居住地域に眼を向けています。この代表的な事例「おやじの会」について、その活動を紹介しながら、男性の居場所をめぐる新しい意識について考えたいと思います。(文責:神野郁也)
【報告者へのお礼を兼ねた懇親会のご案内】
毎回、教室終了後、懇親の機会を持っています。
これは、手弁当でご報告いただく報告者へのささやかなお礼の意味を持っています。教室では聞けなかった話や質問などの機会でもあります。この懇親会にも、ご参加くださるようお願いいたします。
【会場費のこと】
教室では、毎回、一人100円の会場を集めています。
これを貯めておいて、会場費が必要なときに支払うことにしようという算段です。ご協力をお願いします。
【明治大学研究棟4階「第10会議室」への道筋】
明大通りに面した「明治大学リバティータワー(23階建て高層建築)」正面玄関から入ってください。正面右手のエスカレーターで上階へ、さらに左手の上りエスカレーターを乗り継いでください。二つ目のエスカレーターを降りてすぐ右手に、研究棟へのブリッジ(建物をつなぐ橋)へのドアがあります。ブリッジを渡ると、そこが研究棟の会議室フロアーになります。なお、明治大学研究棟というのは、上記リバティータワーの裏手にある建物です。
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