2015年度5月例会のご案内 | 2007/07/16 |
日時:5月30日(土)午後2時から
場所:徳正寺さん
報告者:長﨑励朗さん
『孤独な鑑賞
―趣味縁的公共圏の盛衰―』
現代の若者にとって音楽鑑賞は最もポピュラーな趣味の1つである。しかし、2007年に行なわれた調査によれば、音楽鑑賞を「最も力を入れている趣味」として挙げた者のうち、半数近くが、「その趣味に一緒に取り組む友人がいない」と回答している。
音楽鑑賞をそもそも孤独な営みとしてとらえるならば、こうした趣味のあり方は当然のことのようにも思える。しかし、歴史的に見れば、音楽鑑賞は決して孤独な営みではなかった。かつての若者達は自身のアイデンティティをかけて、音楽について語り合っていたのだ。このように、音楽鑑賞による社会関係資本は、自身が聴いた音楽について語り合うことによって生まれてくる場合が多い。逆に言えば、音楽について語ることをやめたとき、孤独な鑑賞は始まったのである。
本発表は、音楽雑誌を資料として用い、こうした「音楽語り」の盛衰がどのような要因によって生じるのかを歴史的手法によって明らかにする試みである。
2015年度4月例会のご案内 | 2007/07/16 |
「現代大阪城裏めぐり」
裏の裏をめぐります。おもてです…。
案内人 跡部信さん(大阪城天守閣)
集合 4月11日(土)午後2時
大阪城「大手土橋」下売店前
大阪城の西側(大手前)で、大阪府庁・大阪府警本部の建物のちょうどあいだの向かい側くらいです。大手前のひろい芝生広場の北よりの売店の前です。雨天のばあいは売店内でお待ちください。
跡部さんのお話を聞きながら、大阪城内をめぐります。なお、天守閣への入場料600円が必要ですので、ご用意ください。天守閣のみならず、○○の抜け穴や元首相某の×× 跡、あるいは石垣に△△できる場所など、過去から現代まで時空をこえる経験にいざなっていただけそうです。
参加希望者は、事前に跡部さんの著書(『豊臣秀吉と大坂城』吉川弘文館、橋本峰雄賞受賞)をお読みいただいておくと興趣がわくと思います。書名では古い表記の「大坂城」です。)
2015年1月例会のご案内 | 2007/07/16 |
日時:1月24日(土)午後2時-
場所:徳正寺さん
発表者:丸山里美さん(2014年度橋本峰雄賞受賞)
タイトル:
「空き家を占拠する
――イギリスのスクウォット運動」
ヨーロッパや北米では、空き家を勝手に占拠して、そこに住み着いたり交流に使ったりする文化があります。ホームレスの一形態とも考えられるこのスクウォットの実態について、イギリスの事例をもとにお話しします。
2014年度総会のお知らせ | 2007/07/16 |
一般社団法人現代風俗研究会 総会開催のお知らせ
(社)現代風俗研究会会長 高橋千鶴子
一般社団法人現代風俗研究会の総会を以下の要領で開催します。年末のお忙しい時期だと存じますが、ぜひご出席願います。
日時 12月6日(土)
場所 京都精華大学 黎明館 L-103
(京都市左京区岩倉木野町137
電話:075-702-5100)
■主な議題(予定)
(1)平成26年度事業報告及び収支決算についての事項
(2)平成27年度事業計画及び収支予算についての事項
(3)一般社団法人現代風俗研究会役員(理事)選挙
(4)「橋本峰雄賞」発表・贈呈式
(5)その他
■プログラム
13:30~ 受付開始
14:00~15:00 総会・選挙
15:00~17:00
2015年度のテーマに関する報告
現代風俗研究会を回顧する3
~わたしたちの高橋会長って?~
18:00~ 懇親会(会場は三条・四条界隈を予定)
正会員の皆様には、出欠確認のためのハガキ(兼委任状)を送らせていただきました。総会の円滑な運営のために、折り返しご郵送下さい。毎年のお願いで恐縮ですが、定足数に満たない場合は流会となり、再召集しなければなりません。ご都合がつかずにご欠席なさる方、総会開催の時間に間に合わない可能性のある方は、ご面倒ですが委任状に必要事項を記入の上、ご投函下さい。
(1)(2)の決算予算は例年通りの議題です。詳しい内容については当日会場で資料を配布いたします。なお、当日受付にて来年度の会費(一般会費:八千円・学生会費:三千円)を申し受けますので、あしからずご了承くださいませ。
* 会場へのアクセス*
・JR「京都」駅→市営地下鉄→「国際会館」駅下車→3番出口を右に30m、京都精華大学スクールバス
・阪急「烏丸」駅→市営地下鉄→「国際会館」駅下車→3番出口を右に30m、京都精華大学スクールバス
・京阪「出町柳」駅→叡山電鉄「鞍馬」または「二軒茶屋」「市原」行き、「京都精華大前」駅下車すぐ
現代風俗研究会を回顧する3
~わたしたちの高橋会長って?~
これまでの会長は大学のエラーい先生で、どちらかといえば緊張したものでした。ときにはみつかりたくないことさえありました。例会や総会に行くと、知っている人をまずさがします。そして知人がいると安心する。そのなかで、みつけていちばん安心するのが高橋会長です。どの会長よりも頻繁に来てくださり、どの会長よりもながーく会長をしてくださっています。
でも、会員諸君! わたしたちはどれだけ高橋会長のことを知っているでしょうか。「現風研の会長さんで、土人形師、よく着物をお召しになっている」という以外、なにを知っているでしょうか。なぜ、土人形師の高橋千鶴子さんが現風研の会長になったのでしょうか。高橋千鶴子さんはどのようにして土人形をつくっているのでしょうか。現風研と土人形師とはなにかつながりがあるのでしょうか。
会場で高橋会長をみつけて安心しているばあいではありません。
わたしたちは会員なのですから(会員でなくても)、もうちょっとくらい高橋会長のことを知ったほうがよいのではないか。じつは知る人ゾ知る、ドエラーい人なんだっせ。
この機会が現風研創立四十周年をまえに訪れたことは遅きに失する気もしますが、それでも思い立ったが吉日、先ず隗より始めよ、善は急げ、猪突猛進、今日なし得ることは明日に延ばすな、好機逸すべからず、デス。
井上忠司先生の「「現風研」の誕生のころ」(2012年)、井上俊先生の「「現風」盛衰記」(2013年)につづく総会での現風研回顧シリーズ第3弾です。
語り部:高橋千鶴子(土人形師・現代風俗研究会会長)
聞き手:永井良和&川井ゆう(ふたりがかり)
2014年度9月例会のお知らせ | 2007/07/16 |
日時:9月27日(土)17:00~
場所:京都精華大学 黎明館L103教室
報告者: 竹宮恵子さん(マンガ家、京都精華大学学長)
聞き手:斎藤光
テーマ:「少女マンガと社会・文化の文脈(60年 代70年代を 中心に)」
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9月例会は、通常の場所と時間が異なるので、ご注意ください。
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※非会員の方は参加費1000円が必要です。
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