2014年2月例会案内 | 2007/07/16 |
日時:2014年2月8日(土)14時~
場所:徳正寺さん
報告者:亀井好恵さん
タイトル:「女相撲の観客反応からみえること」
概要:女相撲や女子プロレスは、本質的に越境性をもった芸能だと わたしは思っています。そのような芸能に接するわたしたちの受容のありかたを考察することは、安定した秩序をゆるがすものに対するわたしたちの社会の構え、みたいなものを明らかにすることにつながるのではないか、と考えています。
2013年度総会のお知らせ | 2007/07/16 |
一般社団法人現代風俗研究会の総会を以下の要領で開催します。年末のお忙しい時期だと存じますが、ぜひご出席願います。
日時 12月7日(土)
場所 京都精華大学 黎明館 L-103
(京都市左京区岩倉木野町137/電話:075-702-5100)
■主な議題(予定)
(1)平成25年度事業報告及び収支決算についての事項
(2)平成26年度事業計画及び収支予算についての事項
(3)「橋本峰雄賞」発表・贈呈式
(4)その他
■プログラム
13:30~ 受付開始
14:00~15:00 総会
15:00~17:00 2014年度のテーマに関する報告
・「現風盛衰記」井上俊
・パネルディスカッション
18:00~ 懇親会(会場は三条・四条界隈を予定)
正会員の皆様には、出欠確認のためのハガキ(兼委任状)を送らせていただきました。総会の円滑な運営のために、折り返しご郵送下さい。毎年のお願いで恐縮ですが、定足数に満たない場合は流会となり、再召集しなければなりません。ご都合がつかずにご欠席なさる方、総会開催の時間に間に合わない可能性のある方は、ご面倒ですが委任状に必要事項を記入の上、ご投函下さい。
(1)(2)の決算予算は例年通りの議題です。詳しい内容については当日会場で資料を配布いたします。なお、当日受付にて来年度の会費(一般会費:八千円・学生会費:三千円)を申し受けますので、あしからずご了承くださいませ。
※会場へのアクセス
http://www.kyoto-seika.ac.jp/access/index.html
2013年9月例会案内 | 2007/07/16 |
日時:9月7日(土)
場所:徳正寺さん
報告者:内田忠賢さん(奈良女子大学)
タイトル:「街の衰え-衰退都市の誘惑」
自分が中年になってくると、若い男より中年男のほうが魅力的だと強がってみたくなる。年季が入った物腰の柔らかさや落ち着きをアピールしたくなる。全身から発する加齢臭、いや哀愁もウリにしたいと内心では考えてしまう。愚かな考えとはいえ、反面、いいアイデアだとも思う。
街も同じだ。元気一杯の街、生まれたばかりの街には、深みがない。盛衰を経験し、酸いも甘いも噛み分けた街こそ、魅力的である。古都や城下町の旧市街だけではない。廃鉱となった炭鉱町や鉱山街、元・軍隊の町……特に、栄光の時代もあったであろう廃れきった盛り場など、哀愁むんむん、とても魅力的だ。居酒屋放浪記ならずとも、一人しみじみ歩いてみたくなる。今回は、地理学者の私が、僭越ながら、廃れ街の魅力について、思う存分語ってみたい。乞ご期待。
2013年7月例会案内 | 2007/07/16 |
日時:7月20日(土)
場所:徳正寺さん
報告者:佐々木唯さん(日本工業大学特別研究員)
タイトル:「和風のすまい-再生への遠い道」
イグサの産地・熊本では、和室で続き間のある住宅が「すまい」の常識でした。日本の素晴らしい伝統や歴史と分かっていても、非日常の暮らしや住まいとなりつつある和風の住宅。
物は試しに、京都や奈良の町家物件を探して住んでみようと考えたのです。レトロな長屋、町家、古民家、廃屋を内覧して、改修計画をたてたり、大工さんと相談したり、契約の一歩手前に至りつつ、越えられない壁に阻まれました。その壁を検証すれば、和風のすまいをめぐる謎、再生への遠い道筋が読み解けるかもしれません。
2013年6月例会案内 | 2007/07/16 |
(今回の例会は、通常どおりの土曜開催です)
日時:6月1日(土)
場所:徳正寺さん
報告者:阪本博志さん(宮崎公立大学)
タイトル:「晩年の大宅壮一-その猥談に着眼して」
現代風俗研究会会員諸氏のなかには、東京都世田谷区の大宅壮一文庫を利用しているかたも多いことと思います。今回は、この大宅壮一(1900年9月13日~1970年11月22日)をとりあげ、年間テーマのひとつが「おとろえること」であることから、その晩年を中心に見ていきたいと思います。
大宅壮一が亡くなったことを報じる1970年11月23日『朝日新聞』の「天声人語」は、次のように閉じられています。「なくなる前「ピンク映画をみたい」と見舞客にいったそうだ。いかにも大宅さんらしい。おしまいまで腕白坊主だった」。
今日大宅壮一といえば、大宅文庫のほか、大宅壮一ノンフィクション賞、そして彼が作った数々の言葉が思い出されます。それらに加え、上記「天声人語」の「大宅さんらしい」という言葉からもうかがえるように、大宅壮一が猥談好きであったことは同時代に広く知られていたのではないかと考えられます。今回は、「マスコミの帝王」などと言われた大宅壮一の生涯とくに晩年を、この「猥談」という観点から見つめ直したいと思います。
■過去ログ
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