2010年度総会開催のお知らせ | 2007/07/16 |
社団法人現代風俗研究会の総会を以下の要領で開催します。年末のお忙しい時期だと存じますが、ぜひご出席願います。
日時 12月4日(土)
場所 京都精華大学 黎明館 L-103
※会場へのアクセス
http://www.kyoto-seika.ac.jp/access/index.html
■主な議題(予定)
(1)平成20年度事業報告及び収支決算についての事項
(2)平成21年度事業計画及び収支予算についての事項
(3)「橋本峰雄賞」発表・贈呈式
(4)その他
■プログラム
13:30~ 受付開始
14:00~15:00 総会・選挙
15:00~17:00 年間テーマ基調報告(約1時間)
18:00~ 懇親会(三条京阪まで移動します)
■基調報告
テーマ:「『穴』の風俗 ことはじめ」
報告者:鵜飼正樹
9月例会に続き、鵜飼正樹が報告することになりました。五十路を越えたにもかかわらず、酷使されています。現風研の屋台骨を支える気などぜんぜんないのに。穴のあいたぞうきんみたいに、ボロボロになりつつあります。
テーマはその「穴」です。
「穴」の風俗とは? 「フーゾクの穴場」ならわかるけど、とおっしゃる方があるかもしれません。だけど、「穴」の風俗なんです。
子どものころ、壁に穴があると、のぞきたくなる子でした。実は今でもそうです。だけど、不審者として警察に通報されては困るので、最近はのぞかないようにしています。
また、穴があると、指をつっこみたくなる子でもありました。これは今でもときどき、人目につかないところで実践しています。
穴があると、中に入ってみたくなる子でもありました。最近、ある小学校の校庭にあった砂山の土管トンネルの中に入ろうとしたところ、いつのまにか自分が大きくなっていて入れないことに気づき、愕然としてしまいました。
なにゆえに、穴は私を魅惑してやまないのか?
そもそも、穴とは何なのか?
人は穴から生まれ、死ねば穴の中に埋められる。人体にも穴があり、宇宙にも穴がある。アメリカにはルイジアナがあるし、イギリスにはダイアナがいるし、アマゾンにはアナコンダがいる。あなかしこ。
というわけで、「穴」という補助線を引くことで、何が見えてくるのか。乞うご期待!
第5回例会「顔の政治/政治の顔」 | 2007/07/16 |
9月例会のご案内です。
・テーマ
「顔の政治/政治の顔
7月に行われた参議院選挙のポスターから考える」
・日時
2010年9月18日(土) 午後2時~5時
・報告者
鵜飼正樹
・場所
ウイングス京都ビデオシアター室
http://wings-kyoto.jp/
第4回例会「顔とメガネと社会と文化」(仮題) | 2007/07/16 |
・年間テーマ
「あなたの知っている!あなたの『かお』
あなたの知らない?あなたの『かお』」
・日時
7月24日(土) 14時~17時
・場所
徳正寺さん(下京区四条富小路下がる)
・報告者
斎藤光さん
第3回例会 | 2007/07/16 |
・年間テーマ
「あなたの知っている!あなたの『かお』 あなたの知らない?あなたの『かお』」
・日時
5月22日(土) 14時~
・場所
徳正寺さん(下京区四条富小路下がる)
・講師
未定
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開催内容が未定のため、参考として前回の例会報告を掲載しておきます。
例会報告(2010年3月13日)
高卒女性のメイク、大卒女性のメイク、そしてアゲハのメイク
出演者:
村橋克仁さん(コメンテーター)
石坂会美先生(国際文化理容美容専門学校の先生)メイク担当
竹内亜由美先生(国際文化理容美容専門学校の先生)大卒女性のメイクのモデル&メイクアシスタント
穂園水希さん(かっちゃんの知人、今春から上記専門学校の生徒になる!)高卒女性のメイクのモデル→アゲハのメイクに変身!
かっちゃんのご子息、照明担当
今回は村橋さんも教鞭をとっておられる、国際文化理容美容専門学校の関係者にわざわざ東京からお越しいただき、実際のメイクの実演をしていただきました。「現代の化粧」など、現代風俗を研究する私たちの会が当然知っていなければならないもの、しかし、周回遅れの当会には詳しい者など例会には存在せず、ただただ「ほぉ」「へぇ」を連呼したのでありました。
こんな機会はめったにございませぬ。
職場によってメイクは変えなければなりませぬ。デートと仕事とではメイクも変えなければなりませぬ。大卒女性のメイクでは、童顔のモデル竹内先生のお顔がみるみるうちに「仕事ができる女性」へと変化していきました。職種にもよりますが、アイラインも濃いめ、鼻にもシャドー、目の下に白いラインを入れて立体感も創りあげられていました。
高卒のういういしさが表現されたナチュラルメイクの上から、石坂先生が腕をふるって、穂園さんはアゲハメイク(村橋さんはキャバクラメイクと呼んでいた)に変身。
いいもん見せていただきました。
メイクのポイントは目と口、特に目化粧のようです。唇はせいぜいグロス、濃い紅は最近でははやりません。高卒後にふさわしいナチュラルメイクでは、顔にシャドーを入れません。シャドーを入れると年上に見えたり、清楚な感じではなくなるのだそうです。つまり平坦な顔は童顔、目鼻だちのととのった顔は大人顔ということ。
理想の顔は欧米だそうです。平らな顔をした日本人は、欧米の人の顔(目や鼻などパーツが主張している)になりたい!と思う。これは童顔の日本人が大人の顔をもつ欧米の人々への憧れともとらえられそうです。
いっぽう、欧米の人は整形して鼻を低くしたい、と願う。日本人は整形するのであれば鼻を高くしたい、と願う。ないものねだりですな。目は自分でもなんとかできるので、目を整形したいという人は意外と少ないらしい。ナルホド。
私が意外だったのは、見せていただいた三種類のメイクすべてに「つけまつげ」を使用していたということ。昔とちがい、最近ではさまざまな長さや色のものがあるらしく、用途に合わせて使っておられました。
しかし共通するのは「小顔」だそうです。当会の大顔を自負する会員たちは閉口気味。小顔に見せるテクニックは、髪色を明るくする、髪をふさふさにする、日焼けした顔にする、大きなメガネをかける、などたくさんあって、当会の会員の「背を伸ばす」という実現不能な提案とは異なり、小顔に見せるための努力は相当なもの。毎日の努力(メイク)を目の当たりにすると、当会の会員はだれひとり、自分の顔に関心が無い?不満が無い?と思えるのでありました(川井ゆう)。
第2回例会 | 2007/07/16 |
日時:2010年3月13日(土)14-17時
場所:徳正寺さん(下京区四条富小路下る)
http://www.genpoo.org/images/map.JPG
今年度の現風研のテーマは、
“あなたの知っている!あなたの「かお」
あなたの知らない?あなたの「かお」”
皆様、ぜひとも「かお」を出してくださいますよう、お願いします。
第2回例会のテーマは、第1回テーマ「“ヴィザージュ”-顔の現在を考える」の続きです(今年度は第1回例会が例年の基調報告に相当します)。
■過去ログ
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