2007年9月例会案内 2007/07/16
例会テーマ
「余は如何にして街角観測者となりし乎」


日時:2007年9月29日(土)14時~
場所:徳正寺さん(京都市下京区富小路四条下ル)


 従来から、例会に「参加型」を取り入れたいと考えておりました。

 そこで、最終回は参加者全員で観測を行い(無理強いはしませんのでご安心のほどを)、その結果について報告(自慢?)しあいながら、「観測」とは何かについて考えていきたいと思います。

 さあ、みなさんも秋の京都でdetectiveな時間を過ごしてみませんか。

 蛇足ですが、例会のタイトルに内村鑑三の著書名を拝借しました。これを拝借して本のタイトルにしているもの多いですね。

 

 

第3回例会「萌えるるぶ」 2007/07/16
第3回例会のテーマ「萌えるるぶ」

 20世紀から現在に至る社会現象の1つに「おたく」の顕在化・社会化が指摘できます。東京・秋葉原や大阪・日本橋が「おたく」の聖地と変貌し、それに連動して、コンセプト喫茶と総称される店舗が展開しました。その代表格が「メイド喫茶」。今や、「おたく」が癒される場というだけでなく、現代日本文化の発信源となり、海外から見学に訪れる場に成熟しています。今回は、その「メイド喫茶」に焦点を当てて、その系譜や実態、社会的背景などを、現場に精通した方々から、お聞きしたいと思います。

 なお、例会のテーマ名は、日本有数の観光地となった秋葉原を紹介する『萌えるるぶ』(JTB「るるぶ」シリーズ)に由来します。

 今回も、ユルいテーマを真面目にガクモンしてみましょう。しかし、当日は、報告者やコメンテータに「萌え」る野郎どもが続出することを、一番、心配しています(文責・内田忠賢)。


 日  時:2008年5月10日(土)14~17時

 報  告:長谷川未来さん(メイド喫茶研究家)
      「萌えるるぶ:東京アキバのメイド喫茶事情」

 コメント:「みる」さん(学生・メイド喫茶勤務)
      井上章一さん(国際日本文化研究センター教授)

 関連本紹介:松葉裕未さん(奈良女子大・学生)

 場  所:徳正寺さん(下京区四条富小路下る)

(地図)
 http://www.genpoo.org/images/map.JPG


・非会員の方のお問い合わせは、ホームページからお願いします。会員の方は、会報に掲載している内田先生のアドレスか、事務局もしくはホームページからお問い合わせください。

 

 

第2回例会・テーマ「温泉三昧」 2007/07/16
 私たちにとって、日常を忘れ、心も体もリラックスできる場、温泉。子供からお年寄りまで、様々な楽しみ方を与えてくれる温泉。旅館での卓球、娯楽場の射的、スマートボールも素敵です。物見遊山の代表格、温泉三昧。

 報告者は、昨年、『近代ツーリズムと温泉』を出された温泉博士、関戸明子さん。コメンテーターには、温泉三昧男、神田孝治さん。関連本紹介には、温泉娘、片山美穂さん。

 今回も、ユルいテーマを真面目にガクモンしてみましょう。当日は、温泉三昧が過ぎて、のぼせませんように。


 日時 2008年3月22日(土)

 報告:関戸明子さん(群馬大学・准教授)「近代ツーリズムと温泉」
 コメント:神田孝治さん(和歌山大学・准教授)
 関連本の紹介:片山美穂さん(奈良女子大学・学生)

 場所:京大会館213号室
 ※開催場所がいつもと異なります。

 会場アクセス
 ・京都駅D2乗り場から206系統「京大正門前下車」
 ・三条京阪京都バス17番乗り場出町柳経由系統「荒神橋」下車
 ・京阪電車「丸太町駅」下車徒歩7分


※非会員の方のお問い合わせは、ホームページからお願いします。会員の方は、会報に掲載している内田忠賢先生(奈良女子大学教授)の連絡先に、直接お問い合わせいただいても問題ありません。

http://www.genpoo.org/

 

 

第1回例会「グルメ(食べ歩き)番組」 2007/07/16
 日時 2008年2月2日(土)14時~17時
 場所 徳正寺さん(京都市下京区富小路四条下る)


 TVでは、どの局でも、連日、グルメ(食べ歩き)番組が多数、放送されている。なぜか、衰えを知らないグルメ(食べ歩き)番組。ひょっとして、安直に制作されているのか。それとも、綿密な取材に基づくスゴイ番組か。制作現場では、どんな苦労があるのだろう。タレントの選び方は……?

 「物見遊山の風俗」の第1回例会は、番組制作の第一線に携わる方をお招きして、現場の話をお伺いします。乞ご期待。


・ご報告
 「グルメ番組の裏側」
  栗田正和さん(朝日放送プロデューサー)

・コメント(予定)
 熊谷真菜さん(日本コナモン協会会長、たこ焼き研究家)

・関連本の紹介
 成田智香さん(奈良女子大学)


・会場までの地図(Yahoo!地図情報)
 http://www.genpoo.org/images/map.JPG

 

 

2007年度総会報告 2007/07/16
 2007年12月1日、京都精華大学清風館C101号教室にて現代風俗研究会総会が開催されました。総会では2008年度の年間テーマ「物見遊山の風俗」について、内田忠賢さんが基調報告を行ないました。

 基調報告の最初に、過去の現風研の年間テーマや既存の先行研究を題材として「物見遊山」というテーマ設定について説明がありました。内田さんは、「物見遊山」について「どこかに行って何かを見る」という程度の通俗的な意味合いだけにとどまらず、教育、参加、体験など、さまざまな要素を含むものとして「物見遊山」を捉えていました。

 「物見遊山」の概論的な説明の後に、具体的な事例を挙げながら報告が進められました。第1の事例として、「物見遊山と教育」について、戦中期の東京女子高等師範学校(現・お茶の水女子大学)の満州旅行が取り上げられました。報告では、当時の旅行コースの他、修学旅行生たちの旅行記も紹介されました。旅行記から判明した意外な事実は、軍国主義下の修学旅行生の中に、当時の満州支配のあり方に批判的な目を持つ者がいたことです。執筆者たちへの聞き取りで「おそらく軍部の人は中身を見なかったのでしょう」と聞かされたそうですが、これは貴重な資料だと思います。

 第2の事例として「物見遊山と体験(異世界体験)」について、「船橋ヘルスセンター」を取り上げ、植木等主演の『ニッポン無責任野郎』が流されました。主役が「ハワイに行くんだよ」と言って船橋ヘルスセンターへ新婚旅行に行き、世界各地を疑似体験する様子が紹介され、その後に船橋ヘルスセンターの興亡史について説明が加えられました。

 第3の事例として「物見遊山と参加」について、大峰山における修験(しゅげん:山伏の修行)を取り上げました。この事例はプロの山伏(?)のものではなく、一般人が定期的に修験を体験するものです。報告では、修験者全員が登山するのではなく、待合所で待っている者がいることや、修験より参加者同士の交流を楽しみにする人もいる様子が紹介されました。最後の事例として、内田さんが調査と参加を継続している「よさこい」の事例を取り上げました。よさこいの事例では、参加者どうしの連帯感や地域性という観点も出しつつ、実際の上演が「なんでもあり」になっているという面白さも紹介されました。

 以上の具体例を示した後、「物見遊山の風俗」の例会案について説明が行なわれました。例会の進め方と年報編集については、会員の意見を取り入れながら進めるとのことなので、アイデアをお持ちの方はこの機会にご連絡ください。

 現風研では、2004年に「移動の風俗」を年間テーマとしています。「移動の風俗」では移動そのものをテーマとしていましたが、今回の「物見遊山の風俗」では、「移動の先にあるもの」「移動してやること」に視点が向けられることになります。2008年度は、たとえば「教育」「体験」「参加」など、移動した先にあるものを中心として、その周辺を含めた事象を「物見遊山の風俗」として取り上げることになると思います。
 この文章は、私のほうで「教育」「体験」「参加」という論点を立て、参加できなかった方にも伝わるように書いたつもりです。ただし内田さんはこのような簡略化を行なっていないため、報告の「射程の広さ」が損なわれたかもしれません。私が再現できなかった点は、皆さんご自身が例会に参加することを通じて体験していただければ幸いです。(相原すすむ)

 


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