2007年1月例会案内 2007/07/16
例会テーマ
「考現学を学んだ私たちー駅前の観測を通してー」


・近鉄奈良駅編(今学んでいる人たち編)
  奈良佐保短期大学の学生のみなさん

・駅前バス編(昔学んだ人編)
 菅原一貴さん

・日 時:2007年1月13日(土) 14時~
 会 場:徳正寺さん(京都市下京区富小路四条下ル)

(ご案内・PDFファイル)
 http://www.genpoo.org/kiroku/200612a.pdf

 

 

2007年3月例会案内 2007/07/16
例会テーマ
「駅前を旅する」


日 時:2007年3月31日(土) 14時~
会 場:徳正寺さん(京都市下京区富小路四条下ル)


 駅前にはさまざまな表情があります。駅前商店街といえば、“寂れている”の代名詞になりつつありますが、それでも駅はその町のシンボルです。しかしながら、あまりその表情の違いには関心がもたれていないようでもあります。

“西武鉄道の駅、とくに池袋線はどの駅も似たような印象をあたえる。駅自体もそうなのだが、むしろ駅前が似ている。各駅で降りてみたわけではないが、電車から見ても、ソバ屋、植木屋、DPE店、自転車置場、それに少し離れて西友ストアといった定型があるようで、どの駅も新開地の感がある(宮脇俊三『終着駅は始発駅』)。”
 
 国鉄全線完乗を成し遂げた、紀行作家の宮脇俊三でさえ、駅前の区別については曖昧のようです。

 現代風俗研究会3月例会では、「駅前」のさまざまなあり方にスポットを当ててみたいと思います。

 たくさんの駅前を旅されている町田忍氏からご提供いただいた、駅前の資料を手がかりに駅前を味わってみたいと思います。 

(ちなみに、町田忍氏は、「旅チャンネル」にて放送中の「全国チンチン電車紀行」に出演されておられます。スカパー277chかケーブルテレビにてご覧下さい)

 また、数々の駅前を比較する視点もあわせて提供したいと思います。居ながらにして、ちょっとした旅行気分(?)になれることうけあいです。

 
さあ、みなさん、3月31日(土)の2時に、四条富小路下ルの徳正寺さんへいらっしゃいませんか?(文責:馬込)

 

 

2007年5月例会案内 2007/07/16
例会テーマ
「駅前を遊びで通り過ぎる人を観測する」


日時:2007年5月26日14時~
場所:徳正寺さん(京都市下京区富小路四条下ル)


 駅前にはいろんな目的な人が通り過ぎます。通勤、通学などの普段の生活で日常的に使う人もいます。また、遊びに行くなどでたまたま通り過ぎる人もいます。今回は遊びを目的に駅前を通り過ぎる人に着目したいと思います。


・報告
「阪神甲子園駅の駅前観察
 ~平常時・プロ野球開催時・高校野球開催時」
 北夙川不可止(伯爵)さん

 阪神甲子園駅は普段は閑静な住宅街の駅前の表情を見せてくれますが、高校野球開催時とプロ野球開催には全く違った表情を見せてくれます。そういう駅を日常的に使う者の視点でそれらの表情を観測したものを報告していただきます。


「男の駅前
 ~映画駅前旅館から駅前ソープまで」
 横内淳さん

 性差の際立った趣味といえば、鉄道があげられます。
 駅は男の領域です。そこで、男の駅前について語ろうと思ったのですが、駅前はすでに消滅寸前であることに気づきました。そして、「駅前」を消しているのは、自らが生みだした「駅裏」撲滅に成功した鉄道事業者なのではないかという仮説を、恋の山手線と鉄道唱歌に乗せてお送りします。

 役に立たないことだけは保証します。

 

 

2007年7月例会案内 2007/07/16
例会テーマ
「駅前をつくる、駅前を残す」


日時:2007年7月14日14時~
場所:徳正寺さん(京都市下京区富小路四条下ル)


 いろんな駅で降りて目をひくのは再開発中や再開発されたばかりの駅、駅前の多さです。今回はそんな駅前の開発に着目し、土井勉さんにはまちづくりに関わる立場から駅前広場について、嶋村博さんには愛知県のJR岡崎駅前の再開発で消えていく街並を長年観察、記録してきたことについて報告していただき、「駅前」「再開発」、そして「観察(観測)」について考えたいと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。


・報告
「再開発の駅前を残すーじぇいあーる岡崎駅前図絵ー」(仮題)
 嶋村博さん(駅前を残す人)


「駅前広場とまちの不思議な関係」
 土井勉さん(駅前をつくる人)


・土井さんからのご案内

 私は工学部土木工学科出身で行政に15年間在職し、その大半は都市計画の仕事を担当し、某鉄道会社にも13年間勤務し現在は,都市政策を主な仕事の分野にしています。

 したがって,人生の大半を都市交通計画に関わってきたように思います。

 駅前広場は工学的、あるいは「都市計画法」において道路に付属した交通広場と位置づけられています。だからどこの駅前も同じ風景が展開されるという批判が出ていくることになる場合があるように思っています。

 「まち」と駅を結ぶ駅前広場は、都市の縁側のような機能を持つ空間です。だからその特性をどのように活かすのかが重要なポイントになりと考えています。

 また阪神・阪急の経営統合にも見られるように、最近の鉄道(経営)を巡る状況には大変に厳しいものがあります。駅あるいは鉄道・公共交通とまちづくりの関係についての現状を紹介し、皆さんと意見交換ができればと思います。

 

 

2007年度総会 2007/07/16
■開催日・場所

 日時 12月1日(土)
 京都精華大学 清風館 C-101

※会場へのアクセス
 http://www.kyoto-seika.ac.jp/access/index.html


■プログラム
※15時まで(総会終了まで)は会員の方限定です。
 総会の内容等については、会報のみで告知しています。

 ・13:30~      受付開始

 ・14:00~15:00 総会

 ・15:00~17::00
   年間テーマ基調報告(約1時間)
   「物見遊山の風俗」をめぐって
    修学旅行・レジャーランド・寺社参詣
    内田忠賢(奈良女子大学大学院教授)

 ・17:30~ 懇親会

 


■過去ログ

 

 

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